Support for employees社員をサポートする仕組み

Concept for Support考え方

考え方

弊社は経営理念を大事にしており、経営理念の骨子である「仕事現場でもプライベートでも誰かが困っている時にはともに助け合う」という精神や考え方を、実際の現場に反映し定着させていくための制度づくりや職場の雰囲気づくりに取り組んで参りました。

特に、功労者にはしっかりと報いること、年齢や学歴に捉われることなく実力者を抜擢するということ、一方で年長者を敬う心を大切にするということは、多様な人材が集まる会社運営においては不可欠であり、普遍的な部分だと認識しております。

自身の能力向上に取り組む従業員をこれまでの常識にとらわれないアプローチでサポートし、仕事の出来栄えや仕事を通じて備わった人望を評価・処遇できる基準や仕組みを持つことによって、すべての社員にチャンスがフェアに行きわたる会社を目指しております。

Skill acquisition技能を習得し易い環境

技能を習得し易い環境

弊社では、就職後の長い職業人生を考えた時に、若い20代のうちに自分の武器となる専門性を身につけておくことは、その後の充実した30代・40代を送っていく上で不可欠であるという思いから、自ら主体的に専門性を身につけようとする社員に対しては、それに打ち込める環境を提供し、仕事そのものに面白さややりがいを見出していくことで、自身が納得いく職業人生を送っていただきたいと考えております。

これまで区画線工という仕事において習得すべき専門性というのは、先輩の背中を見て覚えるというのが慣例であり、現在においてもそういった価値観が主流であるといっても過言ではありません。

そのような状況の中、弊社では練度の高い社員の職人的な暗黙知を広く共有し、未経験の人であっても早い段階から専門性を身につけられるようにしていくことが大事だと考え、業界に先駆けて工程における全作業に関するマニュアルを作成し、現場で運用しております。
また、工程における一つひとつの作業の難易度や重要度を整理した上で、職務の遂行に必要な技術を社内スキルとして6つに区分し、それぞれの技術レベルに合わせて技術手当を支給する仕組みを導入しております。

さらに新人教育・育成に関する新しい取り組みとして、2021年に自社で職業訓練校(埼玉県に認可申請中)を開校しました。
ここでは、現場での職務の遂行にあたって欠かせない知識やスキルをしっかり習得できるカリキュラムが用意されており、約1か月にわたる座学や実習を経て、実際の現場に配属されるという流れになっております。配属された現場では教育係がつき、実地での研修(OJT)を行いながら、個人のレベルに合わせて徐々に仕事を担当してもらう形をとっています。

縁あって入社した社員が弊社で長く働き続けていくためには、仕事における専門性が身につくにつれ収入や生活が安定し、一人前の社会人として自立していくことができる仕組みが大切です。これからも社員が仕事に対して自発的に意欲を見出すことができる環境づくりに取り組んで参ります。

Personnel system aiming
for fairness公正さを目指した人事制度

公正さを目指した人事制度

弊社の人事制度では仕事における役割を等級ごとに設定し、そこで定義されている要件を満たすことで昇格・昇進を行うという仕組みをとっております。

昇格・昇進に向けての各社員の評価の仕組みについては、一般的に行われている上司による部下の評価のほかに、自らを評価するという自己評価、部下が上司を評価するという360度評価を取り入れております。

また、昇格にあたっては推薦制度というものを設けており、場合によっては降格の推薦もできるという厳格な制度となっております。

今ご紹介したそれぞれの評価作業につきましては、すべて社員の手元にあるスマートフォンから操作できるようにしており、これらに関する一連のシステムは、自社独自で開発したものになります。

弊社の人事制度は、弊社の経営理念や社是、人材ビジョンや人事ポリシーに基づいたものであり、仕事ができるということと、人望があるということがセットになってないと、人の上に立つことができないという会社の意志を反映したものになっております。

Salary structure給与の仕組み

給与の仕組み

「仕事を通じて技能レベルを上げ、人望を集めて役職を上げ、働き続けて在籍年数を上げることが給与の上昇に比例する」というのが給与に対する基本的な考え方となります。

技能レベルを上げることに関しては、社内スキルやマニュアルの導入のところで前述しました通りになります。役職を上げるところについても先の人事制度のところでお伝えした通りになります。

また、働き続けて在籍年数を上げることが給与の上昇に繋がるという部分は、単に実力主義ではなく、年長者を敬うという弊社の基本的な考え方に繋がってくる部分でもあります。 すべての社員にチャンスをフェアに与えるという考えに基づいた明確な給与基準のもと、社員にとって安定して収入を得られる会社でありたいと考えております。

Benefits for employees従業員に喜ばれる福利厚生を

従業員に喜ばれる福利厚生を 従業員に喜ばれる福利厚生を

弊社が会社運営にあたって大切にしたい考え方や価値観が経営理念や社是、人材ビジョンや人事ポリシーの中で言語化されていますが、そこで謳っていることが実際の現場とどのように繋がり、どのように行き渡っているかが大事であると考えております。

取り組みとしてはまだまだ道半ばではありますが、その中の一つとして、従業員の交流の場になればということで2020年には屋外に専用のバスケットコートを設置しました。
その他にも、社内のゴルフコンペ「カンセイカップ」や、バーベキュー大会などの懇親会も定期的に実施しております。

これらの活動は、仕事現場を離れて従業員同士が親睦を図り、仕事とは別の角度からお互いの理解を深める場を作ることで仲間を大切にする文化を醸成していきたいという理念を形にした一例になります。

また、福利厚生の一環として、全従業員を対象とした団体長期障害所得補償保険(GLTD)に加入をし、弊社にてその掛金を毎月負担しております。
これは、従業員本人が長い期間働けなくなった場合に、通常支給される健康保険の傷病手当金の支給期間(18か月)を超えた後において、最長で65歳まで月々の給与の一部が補償されるという保険制度であり、従業員やその家族を大事にするという弊社の考え方が形となった一例でもあります。

今回我々の取り組みの一例をいくつかご紹介しましたが、いま現在運用している制度や施策に留まらず、弊社で働く従業員の幸せを実現するための取り組みを今後も継続して実践して参ります。